（２）日常の生活
（2-1）躾（しつけ）と芸
複数の人が命令を出してしまうと、混同してしまうらしいので、
基本的に我が家ではママが命令を出すことにしました。
その命令が聞けるようになってから、他の人はその命令を出すことに。
また命令についてはあくまでも我が家での言葉ですので参考まで。
＜トイレ＞
初日のダンボールでしたオシッコのシートをケージのトイレに。
ここがトイレだと言うことを教えるのです。ただもちろん最初から上手く行くわけはありません。
普通は2週間程度でトイレをマスターするようですが、トランプは丸1ヶ月かかりました。
我が家ではいつまで経ってもトイレで出来ないフェレットを飼っていたので、
比較的心の余裕がありました。犬はいずれはトイレが出来ますので・・・。
で、トイレの躾ですが、失敗した時は鼻を叩いていました。
そして「ダメ」という強い語気で叱り、ケージに連れて行き、「ここ」と教えます。
ただし、失敗したそのときでないと効果は薄いものと思われます。
これを何回も何回も、繰り返し教えるしかありません。
我が家では子供がいるということもあり、いつでもトランプのことを見ている人がいるので、
トイレを失敗しても「オシッコしちゃったよ〜」と教えてくれるのです。
＜噛み癖＞
基本的にトランプには噛み癖はなかったので、躾と言う躾はしていません。
それでも間違えてパクッと噛むことはたまにあり、その時は「コラッ」と口を手でふさぎます。
そのとき口だけでなく、体全体が動かないように首根っこも掴みます。
＜無駄吠え＞
元々ケージに入っているときは絶対に鳴かないと言う習性が身についていたため、
これも特に躾はしていません。
また物音に反応して吠える時は、基本的に吠えさせます。
それでないと、番犬としての意味合いも薄れていきますので・・・。
ただそれが問題のない音のときには、「大丈夫」と言って落ち着かせます。
ま、落ち着かないんですけどね・・・。
＜ハウス＞
基本的に悪いことをしたときは「ハウス」と言って、ケージに入れます。
ケージに入れることを「ハウス」と言います。
ただ「ハウス＝悪いこと」とならないように、普段もハウスの練習をさせます。
初めはハウスを非常に嫌がり命令だけで入ることはなかったのですが、
何度もやっているうちに嫌なものではなくなったようで、言葉による命令だけで入るようになります。
またハウスしてもすぐに出てきてしまうのですが、それも「良し」と言うまで出なくなります。
犬の苦手なお客様が来たときは、基本的にハウスさせています。
ただそのお客さんが常連の方だと、自らハウスします（笑）。
＜待て・良し・ゴー＞
「待て」と「良し」は比較的すんなりと訓練できます。
と言うのも、エサが絡んでくるからです。
エサをあげるときに必ず「待て」と「良し」の訓練をします。
最初の頃は、「待て」と言ってもしばらくすると食べだそうとするので、
「待て、待て、・・・」と言い続けて、今は待たされていると言うのを教える方が良いようです。
また「待て」が出来るようになっても、見ているところだけで待っていられることも。
飼い主が見ていないと、食べだしてしまうなんてこともあるので、
その辺はこっそり隠れて訓練してみるのも良いかもしれません。滑稽ですが（笑）。
トランプは「待て」と言われて食べ物を近づけると、顔を背けます。
きっと気をそらして、彼なりに我慢しているんでしょうね。
また「待て」と「ゴー」の組み合わせで散歩をします。
立ち止まって欲しい時は「待て」、歩き出すときは「ゴー」と言って歩きます。
歩いているときに「ゴー」と言うと・・・走り出します（笑）。
＜お座り＞
これも比較的簡単に訓練できます。
なぜならば、エサをあげるときに、「お座り」「待て」「良し」というように訓練するからです。
とは言っても、エサ以外でお座りをさせて言うことを聞くようになるまで、結構時間がかかりました。
今では散歩のときに信号待ちをする時も、「お座り」と言うとその場で座ります。
そして赤信号では「待て」と言ってそのままの態勢で待たせ、青で「ゴー」の命令です。
＜伏せ＞
これはお座りが出来てからのステップでしょうか。
トランプはこれが出来るまでかなり時間がかかりました。
と言うか、今でもできるかかなり怪しいです（笑）。
＜お手・お代わり＞
これはトランプの手を掴んで、「お手」と言いながら練習をさせていました。
これはかなり速くマスターし、30分程度だったかと思います。
何事も育児と共通している気がしますが、いつからできるか・・・とかではなく、
最初から無理でも躾をし続けるのが良いような気がします。
そのうち必ず出来ますので・・・。
AyaMio Site's top page URL. (Supported by AyaMio)
http://homepage2.nifty.com/ayamio/index.html